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【福井県指定無形民俗文化財】表児の米

【福井県指定無形民俗文化財】表児の米

江戸時代から続く勇ましき伝承神事『表児の米』

坂井市丸岡町にある布久漏神社(ふくろじんじゃ)では、当地を流れる十郷用水の水の恵みに感謝し、村人の無病息災と平和を願う神事「表児の米(ひょうこのこめ)」を行います。

表児の米とは?

現存12天守のひとつ「丸岡城」から南へ3kmに位置する坂井市丸岡町北横地地区で、古来より受け継がれている伝承神事です。表児の米の原形は、1804年(江戸時代)の『古今類聚越前国誌』に綴られています。
表児の米の神事は、その年の初穂米を杵でつき、清水で研ぎ、蒸して神前に供えられます。
村の男衆と男児が「布久漏神社」に集まり、”一夜御免”と唄いながら「表児の米会館」に向かいます。
表児の米会館に着くと、一致団結を示す「おたしより」、お米を精米する「米かち」、木臼を高く持ち上げる「盤もち」、拍子によく筵をはたく「筵たたき」などが行われます。
最後に布久漏神社にて、奉納米の御下がりを「もちまき」にして参拝者にふるまわれます。

表児の米 神事の日程

18:00布久漏神社集合
18:20~18:30礼拝・お祓い
18:30~18:40表児の米会館に向けて行列の出発
18:40~19:15男衆が肩を組合い飛び上がって床を踏む「おたしより」
19:15~19:45布久漏神社で杵を受け取り、再び表児の米会館に戻る
19:45~21:20お祓い
「米かち」
「盤もち」
「筵たたき」
21:20~21:30布久漏神社に戻る
21:30~21:40杵納め奉納踊り
22:00初穂米奉納
22:10~22:40もちまき(布久漏神社)
翌日6:00~北横地地区の住民に表児の米を配る「ますや」

布久漏神社とは?

921年(平安時代)に編纂された『延喜式名帳(えんぎしきめいちょう)』に記されている由緒ある神社です。継体天皇の第19番目皇女 円弥姫(まるやひめ)が祀られています。

表児の米のInstagramはこちら

概要

開催日時 2025年9月14日(日)18:00~
場所 ・布久漏神社
 (福井県坂井市丸岡町北横地14−29)
・表児の米会館
 (福井県坂井市丸岡町北横地43−15)
駐車場 臨時駐車場をご利用ください。
・磯部第二児童クラブ
 (福井県坂井市丸岡町北横地13−19)
・磯部コミュニティセンター
 (福井県坂井市丸岡町下安田19−15)
お問い合わせ先 Instagram(@0914fukui_hyokonokomefun)のダイレクトメッセージにお問い合わせください
表児の米Instagram https://www.instagram.com/0914fukui_hyokonokomefun/

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