モデルコース

丸岡城・永平寺コース

  • シニア
  • 1泊2日

福井の歴史と自然の両方を満喫し、坂井市ならではのグルメも堪能したい欲張り派におすすめのプランです。

1日目

10:30 福井駅出発
(車で移動)30分程度
11:00 丸岡城到着

丸岡城

まずは、日本100名城のひとつ丸岡城へ。小さな丘の上に建つ天守は国の重要文化財で、現存十二天守のひとつです。石の瓦で葺かれた天守が見られるのは全国でもこここだけ!また、1948年に福井地震で倒壊したものの、柱や梁の多くは江戸時代から使われていたもので、倒壊前と同じ場所に据え直して復活。天守3階からは、坂井平野が一望できます。長い歴史を持つお城の興味深いエピソードを知るなら、観光ボランティアに案内をお願いしましょう。夜にはライトアップされ、日中とは異なる静寂な姿を見せてくれます。

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12:25 丸岡城 出発
(車で移動)5分程度
12:30 大宮亭 到着

大宮亭

坂井市に来たなら、必ず食したいのがお蕎麦。坂井市特産の「丸岡そば」は、昔からこの地に伝わる在来そばで、味と香りの良さから、全国のそば通たちからも注目を集めています。また、丸岡そばは早刈りのためそばの実は少し青みがかっており、これこそがおいしさの秘密。100%丸岡産にこだわっている「大宮亭」では石臼で自家製粉し、細挽きと粗挽きで独自の配合にした二八そばが楽しめます。福井の2大ソウルフード、越前おろしそばとソースかつ丼が一度に楽しめる「丸岡二八そば膳」、福井のスタンダードな蕎麦の食べ方であるおろしそば3種の盛り合わせ「おろし三昧」がおすすめです。

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13:30 大宮亭 出発
(車で移動)10分程度
13:40 エイトリボン 到着

エイトリボン

廃業した国内最大のジャガードリボン工場をリノベーションし、新たなリボン工場として再出発した「エイトリボン」。スタイリッシュな外観からは想像できないほど、館内はレトロで趣のある雰囲気が漂っています。工場見学(予約制/有料)では、旧式のシャトル織機を使用した伝統的な製法で作られるチロルリボンを間近に見ることができます。実際に織機を動かす体験をすると、その精巧な仕組みと工程に驚くはず。リボンの端材を使用してリボンバッチなどを作るワークショップも人気なので、ぜひチャレンジを。敷地内には同社が運営するカフェがあり、オリジナルリボンの販売やこだわりのスイーツを楽しむこともできます。

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14:50 エイトリボン 出発
(車で移動)10分程度
15:00 久保田酒造 到着

久保田酒造

坂井市の歴史を語る上で忘れてはならないのが、市内唯一の酒蔵「久保田酒造」。270年余前に越前丸岡藩主・有馬孝純から酒造りを命じられたことからはじまりました。現蔵元である11代目がこだわったのが、地元の米と水で酒造りをすること。福井県屈指の米どころ、丸岡という地の利を生かし、自社栽培をしている山田錦という酒米と蔵元の地下200mから湧き出る天然水を仕込み水として、土地の味を醸すことを追求しています。ぜひ味わっていただきたいのが、蔵を代表する「鬼作左(おにさくざ)」。なかでも袋搾りという手間のかかる方法で造られた純米生原酒は雑味がなく、日本酒通たちをうならせるおいしさです。ほかにも福井県産の梅や柚子で仕込んだリキュールは、お酒が苦手な人にもおすすめです。

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15:50 久保田酒造 出発
(車で移動)10分程度
16:00 丸岡温泉たけくらべ 到着

丸岡温泉たけくらべ

春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の風景が楽しめる、源泉100%の温泉宿。宿の東部にある2つの峰がまるで互いに背丈を競っているようで、昔から「丈競山(たけくらべやま)」の名で親しまれてきたことが名前の由来です。そんな丈競山を源流とする竹田川渓流を散策したり、敷地内の日本庭園で四季折々の自然の移り変わりを楽しむのもおすすめです。子どもから年配者まで安心して楽しめる泉質のやさしい温泉で、旅の疲れを癒してくれます。お食事も油揚げや山菜など、この地域の郷土料理を楽しむことができます。

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2日目

09:55 丸岡温泉たけくらべ チェックアウト
(車で移動)3分程度
10:00 千古の家 到着

千古の家(坪川家住宅)

千古の世界へ。江戸時代初期に建てられ、移築されることなく現存する全国的にも貴重な茅葺民家で、国の重要文化財に指定されています。正面が入母屋造り、背面が寄棟造りの茅葺屋根で、杉皮張りの壁が素朴ながらも美しい建物です。板貼りの床と囲炉裏の火が当時の雰囲気を今に伝えます。四季の移り変わりを感じることができる庭園や歴史の重みを感じる貴重な品々が貯蔵された宝物殿も必見です。6月には花菖蒲も見ごろを迎えます。

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10:40 千古の家 出発
(車で移動)2分程度
10:45 竹田水車メロディーパーク、たけだや 到着

竹田水車メロディーパーク、たけだや

永平寺から石川県を結ぶ国道364号線で車を走らせていると、大きな2連水車が目に入ってきます。8メートルと5メートルの2連水車が里山の風景に調和し、隣にある小屋からは、地元の高校生たちが創作した自動演奏チャイム「たけだの響」が、美しいメロディーを30分ごとに奏でます。公園内には、物販店「たけだや」が営業しており、ここでのおすすめはやはり「みどり干しぜんまい」。竹田地区の肥沃な土壌と雪解けの冷たく澄んだ水で育った極太なぜんまいは収穫したその日に揉みながら干し上げるため、一般的なぜんまいとはひと味違います。その貴重な味わいを楽しめるのは、坂井市に訪れた人だけのご褒美ですよ。

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11:25 竹田水車メロディーパーク、たけだや 出発
(車で移動)2分程度
11:30 谷口屋 到着

谷口屋

油揚げに一番お金を使うのは福井県人(全国平均の2倍の消費額!)と言われるのは、永平寺をはじめ禅宗や浄土真宗の信仰が強く、精進料理のひとつとして親しまれてきたという背景があります。大正14年創業の谷口屋の油揚げは、大きく分厚く、正方形なのが特徴です。揚げ師と呼ばれる熟練の職人がその日の気温や湿度に合わせてじっくりと時間をかけて揚げるため、表面はパリッと香ばしく、内側はふんわりやわらかい他では味わえない食感に。揚げたてが食べられるのは本店だけ!定番の「あげ一枚御膳」がおすすめです。ヘルシーですが想像以上にボリューミーで、満足度の高いランチです。

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12:30 谷口屋 出発
(車で移動)15分程度
12:45 ESHIKOTO 到着

ESHIKOTO(エシコト)

福井を代表する日本酒「黒龍」を醸す黒龍酒造の親会社にあたる石田屋二左衛門が営む、日本酒を中心に北陸の食や文化を伝えるための複合施設。目の前に九頭竜川を見下ろす贅沢なロケーションは、ついつい長居をしたくなる大人のための空間です。3万㎡におよぶ敷地内にはお酒の発酵と醸造をする建物と飲食・物販の建物があり、レストラン「Apéro&Pâtisserie acoya」では黒龍大吟醸を使用したスイーツをはじめ、地元の食材を活かした料理が楽しめます。離接する「石田屋 ESHIKOTO店」では黒龍の定番品はもちろん、こちらでしか販売していない貴重な銘酒をテイスティングすることができます。

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13:40 ESHIKOTO 出発
(車で移動)20分程度
14:00 大本山永平寺 到着

大本山永平寺

旅のしめくくりは、世界的にも有名な禅の聖地である大本山永平寺へ。寛元2年(1244)に道元禅師よって開かれた修行道場で、現在も全国から集まった「雲水」と呼ばれる150人の修行僧が厳しい修行に励んでおり、そこには、時空を超えた禅の世界が広がります。広大な敷地には70を超える建造物があって見どころも多く、苔むした敷地内を散策するだけで重ねてきた年月や人の営みを感じ、穏やかな心持ちに。必見なのは、天井に飾られた日本画が圧巻の「傘松閣(さんしょうかく)」。昭和初期の画家144人の日本画230枚が描かれています。座禅や写経の体験もでき、“禅の心”に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

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15:55 永平寺 出発
(徒歩で移動)1分程度
16:00 永平寺門前商店街 到着

永平寺門前商店街

永平寺での参拝後は、門前の散策を。真っすぐ伸びる道の両側には、永平寺名物のそば、ごま豆腐などが楽しめる飲食店、福井の銘酒がそろう土産店などが立ち並び、あちこち立ち寄りたくなります。歩き疲れた体は、スイーツで労わりましょう。だるまをモチーフにしたユニークなボトルが特徴的な「永平寺だるまぷりん」や、午前中には売り切れてしまうという「アトリエ菓修」のアップルパイ(4~9月季節限定)などが人気。食べ歩きをしながら、のんびりと門前町ならではの趣を楽しんでください。

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16:30 永平寺門前商店街 出発
(車で移動)30分程度
17:00 福井駅 到着
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