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雄島

雄島

東尋坊の沖合いに浮かぶ神秘的な島

東尋坊の沖合いに浮かぶ、周囲2km・標高27mの小さな島(-それでも、越前加賀海岸国定公園の中では最大の島-)で、224mの朱塗りの橋を渡り、78段ある流紋岩の石段を上がると、その奥には大湊神社が静かにたたずんでいます。
土地の人には昔から「神の島」とあがめられています。
島全体は、ヤブニッケイの樹木に覆われており、島を1周する散策路をたどれば、自然豊かで神秘的な景観に出会うことができます。約1キロある遊歩道では樹齢100年を超える大木や海食による崖など、東尋坊とはまたことなった景色を楽しむことができます。
2月~5月上旬には、雄島に自生する樹齢数百年の背の高いツバキの木から落ちた赤い花を見ることができます。

ヤブニッケイが織りなす「クラウンシャイネス」

雄島でひときわ存在感を放つのがヤブニッケイです。
このヤブニッケイの樹冠には、枝葉が互いに重なりすぎることなく、一定の間隔を保ちながら広がる特徴が見られます。
この現象は「クラウンシャイネス」と呼ばれ、光の取り込みや風通しを確保するための、樹木同士の適応の結果と考えられています。
潮風や強い風にさらされながらも、たくましく枝葉を広げるヤブニッケイは、雄島の厳しくも豊かな自然環境を象徴する存在です。
クラウンシャイネスは、雄島の石段を上がった先にある大湊神社の本殿の前などで見ることができます。

蜂の巣のような柱状節理

東尋坊の柱状節理は下から上に向かっているように見えますが、雄島では蜂の巣のように上から下に向かっているように見えます。

安山岩の板状節理

雄島の北側から西側にかけて、安山岩の板状節理が広がります。
岩の一部では磁気持つものもあり、『磁石岩』と言われています。

京福バス『雄島』バス停の休止について

<2025年7月19日(土)から2025年12月末まで>
雄島橋工事期間中の安全対策のため、京福バス東尋坊線において、『雄島』バス停を休止いたします。『安島』バス停のご利用をお願いいたします。
詳しくはコチラをご覧ください。

 ※休止バス停は『雄島』のみです。その他のバス停(例えば『東尋坊』や『越前松島水族館』)は通常どおりご利用可能です。

Information

所在地 福井県坂井市三国町安島
営業時間 終日
料金 無料
Webサイト https://oshima.echizen-oshima.com/
ご利用案内 島内は、自由に散策できます。
島一周で約1.2km、およそ40分です。
ただし、荒天時や夕方以降の散策は控えてください。
この情報は2024年3月現在のものです。 店舗、施設からの情報を基に掲載しておりますので、変更になっている場合があります。詳しくは店舗、施設にお問い合わせください。

雄島へのアクセス

車の場合 ・北陸自動車道「金津(かなづ)IC」→→(約20分)→→雄島
・福井駅→→(約50分)→→雄島
公共交通機関の場合 ・福井駅→→えちぜん鉄道三国芦原線(約50分)→→えちぜん鉄道三国駅(※)→→京福バス(約15分)→→「雄島」バス停で下車
※えちぜん鉄道三国港駅、あわら湯のまち駅からも雄島行きのバスが出ています。
・芦原温泉駅→→京福バス(約40分)→→「雄島」バス停で下車
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