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神の島 雄島 東尋坊から一足のばして
沖合いに浮かぶ「雄島」

神の島「雄島」

東尋坊から一足のばして

東尋坊の沖合いに浮かぶ「雄島」は、昔から海の神様の島として崇められ、今でもうっそうとした自然林で覆われている神秘的な島です。
島内には大湊神社と雄島灯台の他には目立った人工物がなく、島を一周する遊歩道をたどってみれば、日本海に浮かぶ小島の自然を満喫できます。
また、対岸の安島地区では、4月下旬から5月にかけてワカメ漁が行われ、この時期、獲れたてのワカメが天日干しされると、港は磯の香りに包まれます。

みどころポイント

大湊神社

安島地区周辺の人々は、昔から海からたくさんの恵みを受けて生活をしていました。一方で、海での漁は天候などによる危険をはらんでいて、命を落とす者も数多くいました。
大湊神社は、海での無事を祈願して祀られた神社。雄島内には本殿、安島地区内には拝殿があります。昔、雄島へは、舟で行き来していました。しかし、悪天候が続くと、何日もの間宮司が島へ渡ることができず、神事を執り行うことができません。そこで、神事の実務的なことをする拝殿を陸地側に設けたのです。今は朱塗りの雄島橋でいつでも島へ渡ることができます。
雄島の入り口にある大きな鳥居をくぐり、急な石段を上がると大湊神社に着きます。神社からは、対岸の東尋坊がよく見え、のんびりと行き交う観光遊覧船が足元の海までやって来ます。

みどころポイント

瓜割の水

雄島は、周囲2kmほどの小島ですが、清水が湧き出ている場所があります。
島の西側、遊歩道から岩場の方へ進んでいくと、「瓜割の水」という清水があります。この清水は、雄島に降った雨水。口に含んでみると、後味に塩味を感じます。
岩場の中にあるので、足元には十分気をつけてください。

みどころポイント

柱状節理と板状節理の景色

雄島では板状の岩を多く目にします。特に島西側から北側にかけてはこの形状の岩が広がっており、岩の凹凸が恐竜の背中のようにも見えます。また、島南側の海際では、柱状の岩を見ることができます。
東尋坊の柱状節理はデイサイトでできていますが、雄島の柱状・板状節理は、流紋岩でできています。流紋岩は、地表を流れた溶岩が冷え固まってできる岩で、岩についている美しい縞模様は、溶岩の流れの名残を示す波紋です(流紋岩の流理構造)。
古くからこの流紋岩は重用されており、江戸期、福井藩松平家の迎賓館ともいえる「養浩館」の庭園の庭石や、戦国大名朝倉氏の館跡庭園の庭石にも使われています。※養浩館の庭園は、アメリカの庭園専門雑誌での日本庭園ランキングで3年連続3位となった名園。一乗谷朝倉氏遺跡の庭園は、国指定の特別名勝です。

みどころポイント

ヤブニッケイの森

雄島の中央部には自然林が広がっています。
その中でも島東側のヤブニッケイの森は、独特の雰囲気。薄暗い森の中、幹から伸びる枝は、横へ上へと奇妙に広がり、神秘的な景観を作り出しています。
ヤブニッケイの森から北側へ進むと、方位磁石を狂わせる不思議な磁石岩が点在する岩場に出ます。ここは見晴らしのいいポイントで、越前松島から浜地・波松の砂浜、遠く加賀の海岸線までも見渡せます。

時間 特になし。(日没後の来訪は控えてください)

雄島橋の往復だけなら15分。時計回りに島内を1周すると、約1.2km・約40分。
散策路から外れることなく、足元の岩場に気をつけて、散策してください。
料金 無料
訪問時期 春夏秋季。(冬季の風が強く積雪のある日、また、荒天時の来訪は控えてください)
アクセス 【 車 】
・東尋坊から4分程度。雄島橋のたもとに無料駐車場あり。

【 公共交通 】 
・東尋坊から京福バスで雄島バス停まで約4分。

【 徒歩 】 
・東尋坊から、福良の浜を経て荒磯遊歩道を辿って向かうと40~60分。
問合せ先 東尋坊観光案内所(0776)82-5515
(一般社団法人DMOさかい観光局)