福井県坂井市観光ガイドWeb旅ナビ坂井

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気軽に楽しむローカル鉄道の旅

写真

全体所要時間

  • 約2時間

おススメ

  • のんびりとスロートラベルを楽しみたい方
  • 出張のついでにローカル鉄道の旅を満喫したい方
  • 鉄道マニアで、乗り鉄や廃線跡探訪が好きな方

プラン

  • 日帰りプラン

交通案内

  • 公共交通機関

ローカル鉄道に乗って優しい揺れに身を任せ、車窓をゆっくりと流れていく田園風景を眺め、地元の人たちの会話に耳を傾け、こまめに停車していく名も知らない駅のその向こうにある生活を想像する…。ローカル鉄道の旅は、鉄道ファンはもとより、「スロートラベル」として中高年層からの支持も得ています。最近では、出張の合間の数時間を利用して、出張先のローカル鉄道を満喫するビジネスマンもいるようです。

ローカル鉄道には、都会にはない「のんびりとした時間の流れ」「穏やかな車内の雰囲気」「見知らぬ終着駅への期待感」などの非日常空間が広がり、適度な高揚感を含んだ穏やかな気持ちにしてくれます。福井県内には、JRの他に、地方鉄道が2社3路線あり、坂井市内には福井県を代表する温泉街や湊町を有する観光鉄道の一面を持ち合わせているえちぜん鉄道三国芦原線が走っています。

福井の天気は雨や雪が多いため、快適な車内から眺める四季折々の風景は、手軽に楽しめて、格別の味わいがあります。鉄道を上手に利用して、坂井市の、そして福井の観光を楽しんでください。(福井駅・三国港駅までの往復なら、所要約2時間です)

スタート

JR福井駅

えちぜん鉄道の始発駅である福井駅はJR福井駅の隣、北陸新幹線が走る予定の高架の先にあります。「三国芦原線」「勝山永平寺線」の2線が乗り入れている駅で、電車が出入りするたびに大勢の乗降客でにぎわいます。

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福井市街を走る

三国芦原線の日中の出発時刻は、毎時10分と40分。福井駅を出て、新福井駅を過ぎ、福井口駅を出ると、最初の見所、「えちぜん鉄道の車両基地」があります。三国芦原線は、右手(東側)へと延びていく勝山永平寺線と分岐し、緩やかに築堤を上がっていきます。次第に左手に車両基地が広がり、何本もある線路の上には新旧様々な電車が並び、冬の時期なら出番を待つラッセル車などを一望できます。その先でJR線とオーバークロスをし、電車は福井市街の住宅地の中へ入っていきます。春の頃なら、築堤を下るときの右手に、周辺の住民が植えた水仙の花が、電車が通るたびに可愛らしくその花を揺らします。

  •  西春江駅で出発を待つ電車

    西春江駅で出発を待つ電車

  •  本荘駅を三国港へ向けて出発した電車

    本荘駅を三国港へ向けて出発した電車

  •  福井鉄道との乗換え駅である田原町駅

    福井鉄道との乗換え駅である田原町駅

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学生たちでにぎわう駅

西別院駅・田原町駅・福大前西福井駅は、いずれも近くに高校・大学があり、朝夕は学生たちの乗降でとてもにぎわう駅です。田原町駅は、福井県内にあるもう1つの地方鉄道「福井鉄道」との乗換え駅。味のある木造の駅舎は大変歴史を感じさせるもので、タイミングが合えば向かい側にある福井鉄道のホームで出発を待つ低床車や旧型車両の電車を見ることができます。 時間があるときは、ここから福井鉄道の福井市街を走る路面鉄道区間にも、ぜひ乗車してください。車の行き来がとても多いフェニックス通りを、低床車が軽快に駆け抜けて行きます。

  •  住宅街の中に延びる線路(西別院駅付近)

    住宅街の中に延びる線路(西別院駅付近)

  •  春の昼下がり、のんびりとした風情の田原町駅

    春の昼下がり、のんびりとした風情の田原町駅

  •  ひなびた感たっぷり、味のある田原町駅の木造駅舎

    ひなびた感たっぷり、味のある田原町駅の木造駅舎

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九頭竜川を渡って、坂井平野へ

日華化学前駅と八ツ島駅は、2007年に新設された新しい駅。日華化学前駅の西方には酒蔵があります(徒歩約3分)。新田塚駅を出ると電車は勢いよく築堤を上がり、大きな鉄骨のトラス橋で福井県一の大河「九頭竜川」を渡ります。堤防の上にある小さな中角駅の辺りでは、春になると菜の花が咲き、河原が一面黄色になります。また、2月からはサクラマスを狙う釣り人の姿を目にすることができます。

中角駅と鷲塚針原駅の中間辺りで、電車は小さなホームを通過していきます。これは「仁愛グランド駅」。福井市街にある高校の生徒が乗降する臨時駅で、現在は年1回、運動会の日にこの高校生だけが、ここにあるグラウンドを利用するためだけに乗降がある、とても変わった駅です。

  •  九頭竜川にかかり恐竜のような鉄橋の横にある小駅、中角駅

    九頭竜川にかかり恐竜のような鉄橋の横にある小駅、中角駅

  •  春の九頭竜川の河川敷は、黄色一色

    春の九頭竜川の河川敷は、黄色一色

  •  仁愛グランド駅には駅名看板や待合所などが一切ありません

    仁愛グランド駅には駅名看板や待合所などが一切ありません

  •  田園の中にひっそりとたたずむ変わった駅

    田園の中にひっそりとたたずむ変わった駅

  •  九頭竜川の築堤から駆け下りて、仁愛グランド駅を通解していく電車

    九頭竜川の築堤から駆け下りて、仁愛グランド駅を通解していく電車

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鷲塚針原駅

鷲塚針原駅は、駅舎が県有形文化財の指定を受けている、鉄道開業当時からの姿を今にとどめている駅。駅舎の屋根を支える柱に古いレールが使われています。

  •  外壁が塗り替えられただけで、開業当時のままの鷲塚針原駅

    外壁が塗り替えられただけで、開業当時のままの鷲塚針原駅

  •  駅舎の屋根を支えるのは、古いレールを再利用した柱です。

    駅舎の屋根を支えるのは、古いレールを再利用した柱です。

  •  鷲塚針原駅には、田舎の小駅の雰囲気がいっぱい漂っています。

    鷲塚針原駅には、田舎の小駅の雰囲気がいっぱい漂っています。

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廃線跡がひっそりと残る駅

太郎丸駅・西春江駅を過ぎると、西長田駅に到着。かつてこの駅は、「京福電鉄丸岡線」が接続するターミナル駅でした。それを物語るように、えちぜん鉄道の駅には珍しく、ホームが3番線まであります。 現在使われることはないその3番ホームが、約40年前まで乗り入れていた丸岡線の跡で、10年ほど前までは、廃線の線路が駅北側の踏切の先まで残り、2番ホームの側面にも「丸岡方面3番ホーム」とペンキで書かれていた番線案内がありましたが、駅修繕や鉄塔の設置等によりなくなってしまいました。 駅から東方へ徒歩7~8分のところにある兵庫川には、この川をまたいでいた鉄橋の橋台がひっそりと残っていますので、廃線跡がお好きな方は探してみては。(県道の橋から草生した右岸を下流に進み、3分程度のところ)

  •  えちぜん鉄道の中では珍しく広い構内を有している西長田駅

    えちぜん鉄道の中では珍しく広い構内を有している西長田駅

  •  錆付いた線路が残る3番ホームの丸岡線跡

    錆付いた線路が残る3番ホームの丸岡線跡

  •  つい最近まで若干の線路がありましたが、現在この場所にも駅施設が立っています

    つい最近まで若干の線路がありましたが、現在この場所にも駅施設が立っています

■ 汗かき地蔵さん
西長田駅近くには「汗かき地蔵さん」と呼ばれている地蔵がまつられています。 村に災難があるときは全身に油のような汗をかくといわれており、昭和23年の福井大震災のときはその前の日にひどい汗をかいたということです。今でも地区の人々の信仰を集め、冬の寒い時期でも御堂の扉が開けられ、お顔を見ることができます。(徒歩約1分)

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「麦秋」と呼ばれる金色の大地を車窓から

ログハウス調の可愛い駅舎の下兵庫駅、ユニークな駅名の大関駅、鷲塚針原駅同様に県有形文化財の指定を受けている本荘駅、田んぼの中にポツンとある番田駅を過ぎると、関西の奥座敷とも呼ばれるあわら温泉の背の高い旅館群が見えてきて、あわら湯のまち駅に到着します。

鷲塚針原駅・西長田駅・大関駅・本荘駅には、歴史ある味わい深い木造駅舎が残っており、今も駅周辺にある農協の倉庫や商店を営んでいた民家などが、かつて人や物が集まる物流の拠点だったことを静かに伝えてくれます。

冬から春にかけての稲刈り後の田んぼが、緑色になっているところがあります。これは麦茶や麦ご飯の原料となる「六条大麦」。福井県は全国一の六条大麦の生産地で、5月末頃から始まる刈取りの時期には、「麦秋」と呼ばれる金色の大地を車窓からも見ることができます。

また、この辺りの田園は、渡り鳥の越冬地になっています。六条大麦の新芽や稲刈り後に実る二番穂が冬場の渡り鳥たちのえさになるのです。渡り鳥たちは、昼間この田園にやってきてえさを食べたり、九頭竜川や兵庫川、番田駅手前で渡る「竹田川」などで羽を休めています。 そして、夕方になるとねぐらになる近辺の湖沼へと移動し、その頃に空を見上げると、編隊を組んでねぐらへと帰る渡り鳥の姿を見ることができます。

  •  伝説が残る淵龍池が近くにある、下兵庫駅辺りを走る電車

    伝説が残る淵龍池が近くにある、下兵庫駅辺りを走る電車

  •  駅前に古い農協の倉庫が残る大関駅に到着する電車

    駅前に古い農協の倉庫が残る大関駅に到着する電車

  •  鷲塚針原駅と似たような風体の本荘駅

    鷲塚針原駅と似たような風体の本荘駅

■ 線路がまっすぐに延びる昔ながらの田園風景
西春江駅から番田駅辺りまでは、線路が田園の中をまっすぐに延び、左右に田園風景が広がります。 右手(東方)に見えるのは、石川県との境を成す1,000m級の山並みで、例年5月まで残雪があり、左手(西方)に見える森は、「三里浜」と呼ばれる砂丘地の防砂林・防風林の役目をもつ松林で、その先には日本海が広がっています。

■ 国鉄三国線廃線跡
あわら湯のまち駅を出ると、すぐ右手に寄り添ってくる車道が、かつての「国鉄三国線」の跡。この道は、線路が敷かれていた三国駅近くまで続いています。

ゴール

終点の三国港駅

水居駅・三国神社駅・三国駅と進むと、終点の三国港駅に到着。駅舎は2010年3月に改装され、鉄道の資料館も併設されました。 線路は、終着駅らしい雰囲気をもつ駅舎から約100m先のところで、プツリと途絶えています。

三国は、江戸から明治にかけて北前船交易で繁栄した湊町。町のいたるところにその頃の風情が漂っています。お時間がある方は湊町を散策したり、せっかくですので美味しい海の幸を味わってください。また、日帰り入浴ができる「三国温泉ゆあぽ~と」は、三国港駅から歩いて約5分のところにあります。

  •  終着駅らしい雰囲気をもつ三国港駅

    終着駅らしい雰囲気をもつ三国港駅

  •  構内の桜の古木やプランター花々が駅に彩りを添えます

    構内の桜の古木やプランター花々が駅に彩りを添えます

  •  坂井市や福井の鉄道に関する展示がある資料館は、自由に見学できます

    坂井市や福井の鉄道に関する展示がある資料館は、自由に見学できます


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