坂井市観光ガイド Web旅ナビ坂井

輝く未来へ・・・みんなで創る希望の都市 福井県坂井市へようこそ

外国語自動翻訳

三国湊町

福井県一の大河「九頭竜川」の河口に位置する坂井市三国町の三国湊町は、千年以上昔の文献にも「三国」という地名の記述があるほど昔から栄え、歴史がある町です。

古来より三国湊は、九頭竜川やその支流「足羽川」などを使った水運による物流の拠点で、戦国時代の武将「朝倉義景」が居城を構えた「一乗谷朝倉氏遺跡」内の庭園跡には、船によって運ばれてきた東尋坊周辺の岩が庭石として残っています。また、朝倉氏の後福井を治めた「柴田勝家」も水運を重視し足羽川近くに居城「北の庄城」を構え、荷揚げ用の港を設けていました。

江戸中期になると、狭い範囲で行っていた水運・海運が、それらの港をつなぐ海上航路へと発達し、「北前船交易」が始まります。三国湊においても、海運で上方(関西)・瀬戸内・山陰・東北・北海道から物品が集まり、物流の一大集積地としてにぎわいだすと、湊町には北前船を所有する廻船問屋をはじめ、様々な物品を販売する商店らが軒を並べ、町は大きく発展しました。

その繁栄は、明治に入ってもしばらく続きましたが、鉄道が開通し、物流の中心が船から鉄道へ移りだすと、次第にその輝きを失っていきました。

三国湊町には、北前船が残していった歴史・文化はもちろんのこと、歴史的建造物が多数あり、それら点を線につないでくれる案内役のボランティアガイドや、美味しい味がたくさんあります。歴史と風情がある三国湊町を散策しながら、往時の繁栄の面影をたどり、いろんな美味しいものを味わってみてはいかがでしょうか。

風情ある町並み

名物の三國バーガー

ワンポイントコラム

ボランティアガイド

「旧岸名家」には、三国湊町や東尋坊周辺を案内してくれる「観光ボランティアガイド」が常駐しています。ボランティアガイドは三国の見どころ・食べどころなどをよく知っていますので、ガイドおすすめの情報を聞いてみてはどうでしょう。

問合せ先:0776-82-0947
料金:1,500円/2時間・20名(要事前予約)

みどころポイント

三國湊座

散策のスタートは、多くの見どころが集まっている「三國湊きたまえ通り」で、まずは情報集めから。三國湊座は、この辺りの情報発信地。見どころの紹介をはじめ、レンタサイクルやガイドツアーの受付けも行っています。館内は食堂になっていて、三国特産のらっきょうが入った「三國バーガー」や三国のえびが入った「エビクリームカツバーガー」などが食べられます。

時間 10:00~17:00(2~3月は11:00~16:00)
入場のみなら所要5分程度
料金 入場無料。食事は、三國バーガー550円、みなとラーメン500円など
休み 水曜
訪問時期 通年
アクセス [車]
・県道7号三国東尋坊芦原線の「今新」交差点を三国駅方面へ。すぐ右手に見える銀行を右折、すぐ
[公共交通]
・えちぜん鉄道三国駅から徒歩約5分
問合せ先 0776-81-3921

三国湊町家館

三国湊町家館では、三国湊町の昔の写真や「引き札」といわれる昔の三国湊町にあった商店の色鮮やかな広告が展示され、5月に行われる北陸を代表する祭り「三国祭」の山車巡航の様子をビデオで見ることもできます。

時間 09:00~17:00
15分程度
料金 入場は無料
休み 年末年始(12/29~1/3)
訪問時期 通年。5月の三国祭に前になると祭の映像が流され、にぎやかな雰囲気になります。
アクセス [車]
・県道7号三国東尋坊芦原線の「今新」交差点を三国駅方面へ。すぐ右手に見える銀行を右折、すぐ
[公共交通]
えちぜん鉄道三国駅から徒歩約6分
問合せ先 0776-82-8392

旧岸名家

岸名家は、材木商を営んでいた三国湊町を代表する豪商の一つ。その家が今でも残っており、建物内を見学することができます。入り口部のある土間は、かつて店だったところ。右手には帳場がそのまま残っています。土間から建物の奥へと続く細長い通路は、昔は大八車が材木を積んで行き来した通路。今はトイレのところで通路は途絶えていますが、昔は更に奥まで伸びていて、家の裏にあった船着場まで続いていたそうです。

また、土間や通路には、福井市にある足羽山から採石された「笏谷石(しゃくだにいし)」が敷詰められており、長年の人や物の行き来で表面が削れ、デコボコしています。畳の間の奥には「水琴窟(すいきんくつ)」があり、杓子で水をたらすと聞こえてくる、涼やかな音を楽しむことができます。

時間 09:00~17:00
15~30分程度 (施設スタッフから詳しい説明を聞くことができます)
料金 100円
休み 年末年始(12/29~1/3)
訪問時期 通年
アクセス [車]
・県道7号三国東尋坊芦原線の「今新」交差点を三国駅方面へ。すぐ右手に見える銀行を右折、すぐ
[公共交通]
・えちぜん鉄道三国駅から徒歩約6分
問合せ先 0776-82-0947

旧森田銀行本店

森田家も三国湊町を代表する豪商の一つ。森田家は明治の中頃まで廻船業を営んでいましたが、海運の衰退をいち早く察知し、金融業へと転換を図りました。銀行は大いに成長し、1920年(大正9年)、この建物が新しい本店として建てられました。外観は西洋風のデザイン。中に入ると、その豪華さに目を見張ります。大きな吹き抜けの空間、天井の漆喰、カウンターのケヤキの一枚板、重厚な金庫の扉、窓枠や壁に施されたきれいな象嵌(ぞうがん)など、派手な贅沢さではなく、品の良い優美さが感じ取れます。

この建物は、森田銀行と合併した福井銀行の支店として近年まで営業されていましたが、現在は有形文化財に登録され、館内を無料で見学することができます。

時間 09:00~17:00
15~30分程度 (施設スタッフから詳しい説明を聞くことができます)
料金 入場無料
休み 年末年始(12/29~1/3)
訪問時期 通年。1階ホール(事務所跡)では不定期でいろいろな展示が行われています。
アクセス [車]
・県道7号三国東尋坊芦原線の「今新」交差点を三国駅方面へ。すぐ右手に見える銀行を右折、すぐ
[公共交通]
・えちぜん鉄道三国駅から徒歩約7分
問合せ先 0776-82-0299

日和山金鳳寺(ひよりやまきんぽうじ)・出村の町並み

北前船交易が盛んだった頃、三国湊町には全国から様々な文化が入ってきました。その頃上方ではやっていた俳諧(はいかい)(俳句を詠むこと)もその一つ。三国湊町の日和山に建つ「金鳳寺」では、豪商などの有力商人たちが俳諧を楽しむため吟社(ぎんしゃ)(俳句を楽しむ団体)をつくり、御堂などから船の往来や風景を眺めながら句会を催していました。日和山吟社については、旧岸名家の2階にゆかりの品々が展示されています。

また、日和山金鳳寺そばには、第1回芥川賞候補になった昭和を代表する作家「高見順」の生家があります。ちなみに、「日和山」という地名は全国各地にあり、港近くにある高台で船の行き来や天気を眺めていたところだそうです。

三国湊町の「出村」といわれる辺りは、昔花街があったところ。昔の豪商など有力商人たちが毎夜お座敷遊びをしていたといわれ、昭和初期の若旦那衆の写真は、出村にある料亭で見ることができます。

三國湊座前には、三味線の音色や小唄を聞きながらお茶を飲むことができる店があり、出村界隈のお座敷で奏でられていた三味線の音色や雰囲気に触れられます。(三味線の演奏体験もできます。)

時間 なし (出村や湊町の飲食店は夜でも営業していますが、夜間の湊町散策はご遠慮ください) 所要は、日和山金鳳寺境内散策5~10分程度、出村界隈の散策は15~30分程度
訪問時期 通年。ただし、雨天や積雪時にはご注意ください。
アクセス [車]
・県道7号三国東尋坊芦原線の「今新」交差点を三国駅方面へ。すぐ右手に見える銀行を右折、三国湊町家館や旧森田銀行本店の駐車場を利用して、散策をはじめてください
[公共交通]
・えちぜん鉄道三国駅から徒歩約5~10分
問合せ先 三国観光協会 0776-82-5515

食べどころ・買いどころ

三国といえば海の幸。前述の出村の料亭をはじめ、えちぜん鉄道三国駅近くや湊町内に寿司屋や割烹などがあります。手軽に食事をされたいときは、そば屋で福井名物の「越前おろしそば」や「ソースカツ丼」はいかがですか。

甘いものが好きな方は、ぜひ「酒まんじゅう」をお試しください。ほんのりと芳しい香りがする皮の中に、優しい甘みのこし餡がずっしり詰まっています。酒まんじゅうは、三国名物の一つとしていくつもの菓子店・まんじゅう屋で作られており、表面に押されている焼印は、店によって違います。

三国湊町の歴史を味わうなら「鶯餅(うぐいすもち)」。300年近い歴史をもつお菓子で、こし餡を包んだ薄めの餅皮にきな粉をまぶした、上品な味わいです。

また、湊町にある土産物屋も充実の品揃え。三国特産の「花らっきょ」「もみわかめ」「越前うに」をはじめ、フクイの地酒や銘菓など、三国やフクイの旬な物を扱っています。

店により表の焼印が異なる酒まんじゅう

鶯餅(うぐいすもち)

エッセル親子ゆかりの地

三国突堤

西洋的な工法で作られた三国突堤は、現在でもその当時の姿をとどめています。三国港は昔から天然の良港で、北前船交易で栄えていましたが、福井一の大河・九頭竜川から流入する土砂の堆積で港内の水深が浅くなるという問題に悩まされていました。

明治元年(1868年)の洪水でその問題はさらに深刻となり、ついに三国の豪商らの発起により港内の土砂堆積を防ぐための突堤工事に取りかかることになったのです。その工事に、オランダ人技師のG.A.エッセルが派遣され、調査や測量・設計に携わりました。工事に必要な石材は、東尋坊やその沖に浮かぶ「雄島」の岩盤からダイナマイトで発破して採取したそうです。突堤工事も沖へと進むにつれ大変な工事となりましたが、着工から2年7ヶ月後の明治13年(1880年)に、ようやく第一期工事分の520mが完成しました。その後、411mの新突堤が増設され、現在の姿となりました。この三国突堤は国重要文化財の指定を受けています。

三国突堤

三国龍翔館

えちぜん鉄道「三国駅」から「エッセル坂」と呼ばれる小道をいくと、三国の町を見下ろす高台に見えてくる奇抜な建物が「三国龍翔館」(三国郷土資料館)です。三国の歴史・文化を伝えるこの建物は、明治12年(1879年)にG.A.エッセルが設計して建てられた、五層八角の白亜の龍翔小学校を模して造られたもの。当時、龍翔小学校は、奇抜な外観で地元の人から「こうもり傘学校」と呼ばれ親しまれた。

館内は3階にわたって展示コーナーが設けられ、三国の自然(1階)、三国湊の発展(2階)、三国の近代文学や暮らし(3階)について写真、資料、遺品、模型などで細かく紹介されています。最上階4階の展望室はパノラマ展望台で、三国湊町を見下ろすことができ、美しい日本海や古い街並みの景色を愉しむことができます。

また、展望室にはトリックアートの作品も展示されています。G.A.エッセルの息子は、だまし絵で有名な画家M.C.エッシャー。三国のでは、エッシャーにちなみ「トリックアートコンペ」が行われていた時期があり、今でも町のあちこちでトリックアートを見ることができます。

三国龍翔館

ワンポイントコラム

江戸から明治にかけて北前船交易で経済的に豊かだった三国湊町では、明治維新後、北前船船主ら豪商の財力により、いち早く西洋の文化が取り入れられ、三国湊町の発展に大きな影響を与えました。その代表が、オランダ人技師のG.A.エッセルが携わった「三国突堤」と「龍翔小学校」です。


「知らない」じゃ、もったいない[旅のススメ大特集]


一般社団法人 坂井市観光連盟 〒913-0063 福井県坂井市三国町安島64-1-166 東尋坊観光交流センター内 
TEL:0776-43-0753 FAX:0776-43-0753 e-mail:sakaishi_kanren@chorus.ocn.ne.jp

このページの先頭へ

©一般社団法人 坂井市観光連盟 All Rights Reserved.